おやつに応用する野菜

業務用の野菜を仕入れると使い道に困ってしまうこともありますが、食事だけではなくおやつにも使っていくようにすると思っている以上に消費量が増えていきます。美味しい野菜を沢山食べられるようにするために、ヘルシーで簡単に食べられる料理を覚えておくと役に立つでしょう。スティックにしてそのまま食べてしまったり、あまり気にせずにおひたしをおやつに食べたりすることもできますが、よりちょっとしたおやつに適したものから、本格的なものまでできるようにしておくと食生活を豊かにすることができるでしょう。

比較的手軽なのが干し野菜を作ることです。水分が多いのが野菜の特徴ですが、その水分が失われてしまうと保存性が良くなり、気軽にいつでも食べられるものになります。典型的な例として上げられるのがチップスを作るものであり、食材を薄くスライスして乾かすだけで作ることが可能です。ドライフルーツのようにそのまま干していてもなかなか乾燥してくれないので、スライスするのが基本になります。人参やカボチャ、大根やインゲン、ゴーヤなど様々なものが使用できます。葉物はあまり向かないものの、茎の部分だけであれば干すこと自体は可能です。晴れている日に皿に広げて朝から夕方まで干しておけばほとんどのものは乾燥しますが、できるだけ薄くスライスするようにしないと時間がかかってしまうので注意しましょう。もっと短時間で作りたいというときには食品乾燥機を使って作ることもできます。また、乾燥しにくい場合には電子レンジを使うのも良い方法であり、じゃがいものスライスにはよく用いられている方法です。薄くスライスしたじゃがいもを焦げない程度に電子レンジにかけて塩を振ると油で揚げていないポテトチップスになります。他の野菜についてもそのまま食べることもできますが、ポテトチップスのようにして食べたいときには塩を振り、スイーツのようにしたいなら砂糖をまぶしたり蜂蜜をつけて食べたりすると良いでしょう。また、干し野菜をミキサーにかけることによってパウダーを作ると用途が飛躍的に増えます。

もともと食材としてお菓子作りをするのに向いているものもあります。さつまいもやカボチャのように甘みのある野菜の場合にはそれ自体をおやつにする人もいるでしょう。もう少しお菓子風にしたいと考えたら羊羹を作ることができます。お湯で茹でたり電子レンジで柔らかくしたりしたさつまいもやカボチャをマッシャーで潰し、塩を少し加えた後で砂糖や蜂蜜などで甘さを整え、容器に押し込むようにして入れて冷ますと簡単に羊羹ができあがります。しっかりと固めたいときには熱いうちに寒天パウダーを混ぜ込むと冷めたときにはしっかりと固まります。

おやつはジュースが良いという人の場合にはスムージーを作るという方法もあります。野菜を適当な大きさに刻んでジューサーにかけるだけでスムージーを作ることが可能です。どのような野菜でも利用することができますが、おやつ風に少し甘いものにしようと考えたら果物も一緒に入れて甘みを付けるのが良い方法です。そのままでは水分が足りないことが多いので水を加えることになりますが、その代わりにジュースを加えても良いでしょう。牛乳や豆乳を加えても合うものは多く、野菜の組み合わせによってまるで味わいも違うのでおやつ作りが楽しくなります。水分が多い茄子やズッキーニなどを合わせておくと作りやすく、繊維質の多いものの場合には細かく刻んでおいた方が口当たりが良くなります。あまり口に合わなかったというときにはジュースと割って飲んだり、バニラエッセンスなどのフレーバーをつけたりすると飲みやすくなるので工夫のしがいもあるおやつです。

もっと本格的なスイーツを作りたいというときにもパウダーを利用すると簡単に作ることが可能です。パウンドケーキを焼きたいという場合には生地に野菜のパウダーを混ぜ込むだけで野菜パウンドケーキになります。生地の方に味と風味をしっかりとつけておけば野菜の風味はかき消されてしまうので苦手なものでも食べられる方法です。逆にサツマイモを使って甘みを出したり、トマトで酸味を出したりして調味料として使うこともできます。また、パウダーを使う代わりに野菜をすりおろして生地に加えることも可能です。野菜の種類によって独特の食感が生まれるので色々なものを試すのが楽しくなるでしょう。パウンドケーキに限らず、粉と水を使うタイプのスイーツであればパウダーやすりおろしで野菜を入れ込むことができます。また、中に乾燥させたものを入れたり、上にトッピングにしたりしてアクセントにすることも可能です。水の代わりにスムージーを入れるという方法も選べるので少し手の込んだスイーツ作りをしようと思うと様々な方法があります。